今回は伊豆諸島の利島へ行ってきました。またまた離島の旅です!こうなってくると灯台へ行きたいのか?島へ行きたいのか?はたまた船に乗りたいのかwww って感じすらしますが好きなのでしかたありません。過去の伊豆諸島シリーズは・・・。
Vol.1 伊豆大島
Vol.2 三宅島
Vol.3 八丈島
となっています。よろしかったらこちらもご覧ください。
なお、東海汽船のHPをみると「東京諸島」と紹介がされています。伊豆七島は解るのですが伊豆諸島もでも問題ありなのでしょうか???
今回も前回の八丈島の時と同様に東海汽船の「株主優待券」を使います。これの使用期限が3月末までなので・・・。この株主優待券は料金が(一部を除き)35%割引になるので使わない手はありません。
今回の場合では通常で10,080円のところが6,560円で利用できます。その差3,520円です。勿論、私は株主ではないのでネットオークションで落札しました。一時期、本気で株を購入しようとしたこともありましたがwww ちなみにこの優待券は10枚綴りになっていて100株持っていると年に2冊(4~9月、10~3月)が貰えます。大体1株2,000円ぐらいなので20万(他、手数料)ぐらいです。考えようによってはお得かな?と思います。東海汽船は夏に納涼船も出るので法人で買って福利厚生に使うのもイイのではないでしょうか?とか思います。まぁ~オークションなら1枚単位で出品があるので使いたい時だけ落とすのも方法の一つです。今回私は1冊2300円で落札しました。ですのでこの1回だけでも十分に元は取れたことになります。
今日は平日だったので朝普通に会社へ出勤、時間潰しに残業して竹芝には21:10に到着!
船は22:00出航ですので丁度いい感じです。
コロナウイルスの影響でガラガラかと思ったらそうでもなく普通に人がいました。まぁ~減ってはいるのでしょうけど
『株割35%』利島は「条件付き」です。
僕の少ない経験ですが利島と御蔵島は殆ど条件付きです。ただホントに着岸出来ないこともあるので伊豆諸島の中ではこの2島はハイリスクです。両島とも港が1か所しかないので。
まだ時間があったので外へ出てみると隣には22:30発のブラジリアンカラーの橘丸が停泊していた。
そして今回乗るのは「さるびあ丸」。「かめりあ丸」はインドネシアへ売られていったようです。貨客船なので物資をコンテナで輸送もしています。船首の柱はクレーンです。
しばらく来ないうちに掲示板がモニターになっていた。運航状況★の利島行きは『条件付き』
さて出航時間15分前に乗船がはじまりました
竹芝桟橋からブリッジで船内へ
レインボーブリッジ
今回、往路は和室2等です。実はこの旅、急に思い立って行ったので予約は前日(木曜)でした。Eデッキは船底です。
和室2等はこんな感じ。ん~~~ホントの雑魚寝ですw 先月乗った鹿児島のマルエーフェリーに比べると船が古いだけあって簡素というかショボイというかw 特に今回は場所も悪くイマイチな環境でした。今回も往路は和室なので貸し毛布を100円で利用しました。
Eデッキの下にFデッキがありますが客室はありません。こちらはなんでもハイシーズンの最盛期の時には自由席として解放されるそうです。
今日は週末なので横浜へ寄港して翌6時に大島に到着!船内アナウンスで甲板に出てみると岡田港のようで「岡田港防波堤灯台」が見えてきました。
あれ?なんか変・・・と思ったら、頭の手ぬぐいの椿柄が無くなっていました。もうこうなるとデザイン灯台?とか思いますよね~?
大島の次の寄港地は目的地の「利島」です。利島港の手前からはもう「利島灯台」が見えてきます。
7:33ですがまだ点灯中!灯器はレンズではなくビーコンの回転灯器です。
左側には「利島港南防波堤灯台」が見えます。港湾職員が着岸の準備をしている。
下船して「さるびあ丸」を見送る。ここから神津島へ行き折り返して戻って来ます。今日はそれに乗ってまた竹芝へ帰る日程です。
船が出てコンテナも片付いたので灯台へ。
灯台からは宮塚山が見えます。利島自体がこの山と言ってもイイ感じで平地は少ないです。島の産業は漁業と椿です。
港からは右側の道を上っていきます。途中にオブジェのようなもの。碑があって読んだのですが内容は忘れてしまいました。
高台から見下ろす利島港南防波堤灯台。桟橋には外海との間に堤防がなく剥き出し。これでは条件付きになるのが当たり前のように思う。
しばらく歩くと簡易的なマップがあったが灯台は出ていないwww
その灯台、入り口が解り難く少し探してしまった。↑こんな感じw
垂直の梯子を上ると階段。
到着!灯台付近はスペースが殆どなく全体像が見難い。隣のおそらく私有地の土手から辛うじて見えたぐらい。
港(旧桟橋でしょうか?)まで下りてくると利島灯台が見えた。利島に灯台は2基しかないのでわずか30分程で、早々と灯台訪問は終了です!
まだまだ時間はあるので(織り込み済みですが)もう一度埠頭へ行って防波堤灯台まで。
そして隣の漁港へ寄ってみる。こちらは入り口に赤と白の簡易灯があった。漁港は堤防に守られている。
しばらく島内を散策。椿林。
街路樹のようになっていますがよく手入れがされていて畑のようでした。ここならテント張れるんだけど・・・。
利島小・中学校。
交番。なんと入り口にはコンテナがwww
そして資料館(っても野外)みたいなところ。木造の船が2隻。左側のコンクリートブロックは竈でキャンプ場のような感じで水道栓もありました。利島はキャンプ禁止なので遺物なのか?はたまた夏の昼だけならOKなのか?
「野宿禁止」の大きな看板。ここは利島の港の歴史資料と解説があります。
「あじさい丸」の碇。
・・・と島の北側半分の港の周りしか歩けませんでしたが正直言ってそれほど観光スポットは無かった。釣りとかスキューバーとかのお客が殆どみたいでした。売店や食堂も少なそうです。逆に生活の匂いがするところで観光地観光地してないのがイイのかもせれません。
帰りの「さるびあ丸」は12:45。まだ1時間ありますが寒くなってきたので待合所へ。ここで自販機のジュースを購入160円。
窓口もまだ空いていませんが乗船券は竹芝で復路分も買ってあるので椅子で休憩。他に3名ぐらい居て、出入りが7~8名程でした。
20分遅れで船が来ました。これに乗って東京(竹芝)へ帰ります。
今のさるびあ丸は2代目で今年6月に退役して3代目にバトンタッチされてしまいます。
(つづく)