朝4時30分に起床して東横イン新函館北斗から南へ。昨日は天気が悪くあまり灯台へ行けなかったので今回もホテルの朝食(無料)は泣く泣く諦めて早く起きて出発しました。
まずは国道227から道道756号で上磯港へ来ました。ここは函館湾の海沿いなので車で港に入れるか少し不安でしたがそれほど苦労もなく灯台まで行くことができました。
ここから昨日の続きの白神岬まで逆走する形で向かいます。昨夜までは白神岬まで一気に戻ってから灯台に寄る計画でしたが、行きながら寄れるところは寄ってしまった方が楽かな?と思い気が変わりました。
続いては直ぐ西側にある函館港外太平洋セメントシーバース灯です。このシーバースも函館湾にあり前回、前々回に来た時にも見るには見ていた施設です(長大なので嫌でも目に入ります)。この国道228は昼間はかなり混んでる印象なのでやはり朝早い時間が都合イイです。
ボケた写真ですが白色のLEDがまだ光っています。灯台表を見るとこの函館港外太平洋セメントシーバース灯には副灯は無いようですのでこれが函館港外太平洋セメントシーバース灯なのかな?確かに衛星の空撮をみても陸から「I型」になっていて私が知っている「T型」で副灯があるタイプのシーバースではない。↑船が停泊してるので判断しにくいが白光だし間違いはなさそう。
そして函館湾にそびえる?笑 葛登支岬灯台に来ました。灯台の入口は国道228からあるのですが車止めがあったので脇に駐車して徒歩で向かいました。
テクテクと未舗装の道を熊を警戒しながら歩いて行くと灯台はまだ点灯中!実際見た時にはもう明るくて灯質は解りませんでしたが「単明暗白光 明6秒暗4秒」との事です。
昨夜ここを車で走った時に既に点灯してたのですがやはりフルネルレンズの光は明るかった。ネットで調べるとこの灯台のレンズは古くかなり複雑な感じで不動レンズを回転させてるようです。見てて飽きませんでした。惜しむらくは明るくなりすぎててあまり光が輝いて見えなかった事ですね。
これは帰りに撮影した灯台への道です。湾の対岸の函館山方面も見ることができます。2車線の道が国道228です。
続いては札刈港南防波堤灯台です。堤防はやや長いですが灯台には普通に行けます。ですがこれって札刈港南防波堤立標に変わったようですね。帰宅後灯台表を見て知りました。塔にはまだ「灯台」の銘板が付いていて灯器もあるので何故、何時、名称が変わったのか?分かりません。宮城県にも同じような陸前大浜港南防波堤立標がありましたね。
港に寄りながら湾に沿って南へ。北電知内発電シーバース灯に到着です。
到着時には消灯していたので断定はできないのですが画像の赤い塔の上にあるのがおそらくそうだと思います。灯台表によると灯高19メートルとあるのでまず間違いないでしょう。
沖に見えている緑の灯標は北電知内発電第1号灯標でもちろん赤塔の北電知内発電第2号灯標も確認できます。
左側が北電の知内発電所でそこからシーバースが伸びています。多分、火力発電用の重油を補給するのでしょう
桶元港へ寄って矢越岬をぐるっと大回りして福島港へ。矢越岬灯台へは今回は行く手立てがなかったのでパスします。観光船はあるのですが電話で問い合わせしたところ灯台までは行けないとの事でしたのであまり意味ないかな~と思いまして。福島港には2基灯台が在るのですが背景左端の白灯台(福島港東防波堤灯台 福島港外東防波堤灯台)は堤防が切れていて行けないのでこの 福島港北防波堤灯台 福島港東副防波堤灯台 へ。
次は「2番じゃダメなんですか?」的なノリの吉岡港第2西防波堤灯台にwww 2番でも立派な防波堤灯台です。
そして1番の白神岬灯台へ来ました。相変わらず「立入禁止」でしたので下から眺めるだけですが・・・。この灯台の裏山の上に防衛省の施設があるようなので憶測ですが灯台内の設備にもしかしたら共有してるものがあるのかもしれませんね。白神岬灯台も前回来た時には頭が赤かったのですが塗色がかわり赤帯2本となりました。
これで昨日の白神港西防波堤灯台と繋がったので函館港まで引き返します。松前の離島3基も今後のお楽しみですね。
天気も回復してきて今日はこのあと今日のメインイベント!函館港の遊覧船に乗る予定なのでテンションも上がってきますw
函館には防波堤灯台は数基あるのですが調べた範囲ですと「函館港第3防砂提灯台」だけが陸続きで他は海の中の堤防にあるようです。漁港の「函館漁港西防波堤灯台」は行けそうなのですが・・・。ですので「函館港第3防砂提灯台」はどうしても灯台まで行きたかったのです。んが、しかし灯台に繋がる堤防の前が七重浜海浜公園という公園になっていて、このコロナ騒ぎで立入禁止。しかも警備員も居て交渉しましたがダメでした。民間の警備会社の警備員に食い下がっても無駄なので仕方なく望遠で。。。手前の櫓が「函館港第3防砂提灯台」、背景の防波堤灯台は函館港北防波堤灯台と函館港北副防波堤灯台です。
船の時間は調べてこなかったのですが車で船着場の前まで来ると「11:30」の看板が出ていました。時計を見ると11:20!あと10分じゃん!付近の駐車場は皆満車で入れずしかも渋滞。
↑の画像の少し先の交差点に「空」駐車場を見つけ急いで乗り場へ。(走ってましたw)
なんとか間に合って乗船。
混んではいませんがコロナ禍のわりには乗ってたかな?若い人が多かった印象でした。
ネットで調べると他にもあるようでしたがBluemoonさんにしました。コース図をみると沖の堤防近くを通りそうだったのでコチラにしました(出発前から決めていました)
まぁ~実際にはそれほど近づかなかったのですが・・・w
出航です!レンガ色の建物は函館西波止場です。
船内にはテーブルもあり軽食も採れるようでしたがやはりみなさんデッキに上がっていました。僅か30分だしそうりゃーそうでしょう笑
これは下船時。次はお昼を跨いで13時でした。所有時間は30分で2000円です。
観光船ですがそこそこ大きな船です。天気も回復したし楽しかったです!
函館西波止場で少し休憩でも・・・と思いましたが時間制の有料駐車場だったので早々に引き上げ函館漁港へ。
函館漁港西防波堤灯台は問題なく到達!釣り人がたくさん居ました。
渡島住吉港東防波堤灯台に立ち寄り、函館空港へ。ここには函館空港飛行場灯台があり灯台表にも掲載があるので寄り道します。
空港へは途中渋滞があり思ったより時間が掛かりましたが一般道が繋がっているので比較的行きやすかった。空港へ着くとどうにも飛行場灯台らしきものがなく結構探して貨物ターミナルの外れで見つけた!ん~~~飛行場灯台はそれほどどうでもイイと思っているのだが灯台表に載ってるし意外と粘った感じです。
灯器はおなじみの白緑互光の回転灯器ですが生首みたいにポールに付いてるので見つけにくかった。
数か所の防波堤灯台に寄ってから汐首岬灯台へ。この灯台ははじめて灯台を目的に北海道に上陸したときに最初に訪問した灯台なので今回も寄ることにしていました。
手前のアーチ橋は戸井線の廃線跡です。最も戸井線は未成線だったらしいですが。
国道278の退避スペースに停めて向かうと「立入禁止」!あ~そういえば前回来た時もそうだったような・・・w
何故、立入禁止なのかは分かりませんが十分注意して入らせていただきました(無断です)
九十九折れの道が灯台まで続いていて途中から見上げたところ。前回来た時には牛だか馬だかの糞が散らばっていたのですが今回は全くありません。
そして日浦岬灯台。こちらも前回同様に入口にはチェーンがあります。「立入禁止」とはありませんが常識的に禁止なのでしょうね。
こちらもスミマセンが入らせていただきました。まぁ~釣りをするわけでもなく写真を数枚撮っただけですが、良くない行為には違いありません。
灯器はまだ電球の不動レンズで電線も来ています。今回の北海道の旅では3基目ですね~離島でもないのでまさかまだ在るとは思いませんでした。
これは渡島大澗港北防波堤灯台です。何か久しぶりにあの形の赤塔を見た感じwww
当然、灯台まで行きます。晴れてきて潮風に当たりながら堤防を歩くのも気持ちいいです。(お気に入りのアングル。これはPanasonicコンデジでの撮影です)D300のメディアが逼迫してきてiPhoneとコンデジでも撮影しました。
山背泊港に寄ってから恵山港南防波堤灯台に到着。ここもイカ漁の漁船がありました。灯台は小型のタイプ。
恵山港南防波堤灯台から恵山岬灯台まではそのままの海岸線には道がなく9.9km迂回しました。
そして日も傾いたころに到着!隣の鉄塔は廃止されたレーマークビーコンだと思います。前回もこれぐらいの時間に来て点灯するのを待ったのでした。今回も待って動画撮影しようかな~と思いましたが、灯台脇ではにはカップルがイチャイチャして楽しそうでしたので止める事に笑。彼らも点灯を待ってる感じだったしね。
灯器は12年前と変わらずの不動フレネルレンズでした。一通り動画と静止画を撮って次の港へ。
今日最後に訪問したのは川汲港北防波堤灯台です。もう暗くなって来ていて既に緑色のLEDが点灯していました。この本州タイプではなく北海道タイプの灯台だったら良かったんですけどね~
今夜は車中泊です。カーナビで調べると少し先に都合よく「道の駅 しかべ間歇泉公園」があったのでそちらへ
それ程広くない道の駅でしたがトイレがものすごく綺麗でしたw オフィスビルのトイレかと・・・まぁ言いすぎですがw 綺麗でした!
途中、セコマで買った「エッグ&メンチロール」とオールドファッションドーナッツで夕飯。私の他には5台ほど(うち3台はキャンピングカー)が車中泊しています。
道の駅で車中泊するならキャンピングカーじゃなくてもイイんじゃない?とか思いますが・・・。周りもうるさく寝つきも悪く日付が変わる頃に眠れました。。。
(つづく)